パイプ加工

PARTSPROCESSING

部品加工事業

充実した設備を保有する本社D棟パイプ工場

お客様の多様なニーズにお応えできる「モノづくり」の体制を整えております。

技術営業・生産技術・現場と三位一体で客様のニーズにお応えできる「モノづくり」を提案
パイプとエルボにて溶接にて接合している製品を弊社の技術で曲げ一体化を提案

弊社では、お客様のニーズにお応えできるよう図面の設計段階から打合せさせて頂き、ご要望に対して加工方法や形状などを提案し試作から量産を想定したモノづくりを行っております。業種として、産業機械・建設機械・船舶機械・医療機器・食品機器等様々な分野のお客様から製作依頼を頂いております。耐久性や高度な技術が求められる機能部品や、デザインが求められる外観部品などを弊社の生産技術・開発が検討し、提案させて頂くことが可能です。

加工技術、極細加工から太物加工まで幅広く対応可能です

弊社のパイプ加工では耐久性、高精度、高品質が必要不可欠な産業機械・建設機械・船舶機械の配管部品や、外観精度を求められる医療機器・食品機器・健康機器に使用される部品をメインに製作しております。

曲げ加工

製品ごとに熟練作業者が設備を選定し曲げ加工を対応
NCベンダー：段取後一度で三次元の曲げ加工を行い、部品を接合した状態で曲げ加工をおこなうことが可能

曲げ加工ではパイプ径φ5～φ89.1まで対応でき、材質は鉄・ステンレス・銅・真鍮・アルミなど様々な材料を取り扱っております。設備ではNCベンダー・油圧ベンダーを保有しており、パイプ径、製品形状に適切な曲げ型を選定しお客様のご要望にあった形状を試作から量産まで製作しております。独自ベンディング技術により、パイプ径以下の曲げ『※極小曲げ』対応が可能です。（※極小曲げとはパイプの直径よりも小さいＲで曲げた際にその直径を維持しながら曲げ加工を行う技術）

端末加工

ワークの投入から排出まで一貫生産ができる弊社独自の端末加工機と各形状の金型を保有
端末加工完成後の端末加工形状　お客様のご要望に応じた様々な形状を加工

端末加工では弊社独自の技術による加工方法で切削部品レス・接合レスを実現しお客様へ提案しております。オリジナル金型を組み合わせたスエージング加工・エキスバンド加工・ビーディング加工等様々な形状を製作致します。上記3種類以外にも独自の加工方法がある為、お客様に合ったご提案が可能です。

接合技術

鉄パイプCo2溶接作業　船舶エンジンに使用する製品で漏れが無いよう溶接資格を保有した熟練作業者が対応
ロボット接合による高周波ロウ付け独自の生産設備により作業性の向上、品質の安定化を実現
マテハンロボットと溶接ロボットの協調による太物パイプの３次元溶接加工

接合技術では材質問わず細物～太物のパイプ(φ4～φ508)の接合を行っております。弊社は日本海事協会(NK)・日本産業規格(JIS)・溶接管理技術者(JWES)の資格保有した熟練の作業者により高度な接合を対応しております。ロット数量に応じて熟練作業者及びロボット溶接にて生産対応しております。小物から大物製品をはじめ強度の必要な製品や機能部品・外観部品などお客様のご要望に合わせた製品製作が可能です。

お客様のご要望に対してフレキシブルに対応いたします

試作～量産（１本～月産数千本）まで高品質な製作が可能

熟練作業者による細物パイプのロウ付け溶接　多品種にわたり弊社の保有しているオリジナル治具にて対応
数量が多い製品を選定し、ロボット設備によるロウ付け溶接を実施、工程ごとにオリジナル専用治具を設け、作業性の向上、品質の安定化を実現
圧力検査工程　船舶用配管の一例　一点一点が異なる形状及び検査圧力も柔軟に対応
独自のオリジナル設備により空圧試験の自動化を実現、製品からの漏れを自動で全数保証及びマーキングが可能

弊社では、お客様のご要望に応じて試作～量産【１本～月産数千本】まで対応しております。工程ごとに生産技術部が独自に検討した自動化生産ラインを導入し生産効率向上を目指しております。自動化生産ラインによる生産と熟練作業者による生産ラインがあり、ご要望に応じてフレキシブル生産を行っております。切断工程は材料投入から切断・面取りまで一貫して行うことが可能です。端末工程は弊社独自の自動化設備を駆使し生産性の向上や、スエージング・エキスパンド等の多工程を一連で加工を行うことが可能です。溶接工程では熟練作業者によるハンド溶接や、ロボット溶接は弊社独自の溶接治具を用いてお客様のご要望に合わせた高品質な製作が可能です。圧検工程でも、弊社独自の設備を設けることで省人化をはかることが可能です。

ワンストップサービスPlus⁺の推進

設計から部品加工、組立て、完成品、運送まで一気通貫にご提供

開発や設計など最適プランの提供
お客様の要求品質にお応えし高品質を保証する検査工程
熟練作業者による部品製造
グループ会社T&Tコーポレーションのトラックで安心安全運送

弊社では、設計から部品加工、組立て、完成品、運送まで一気通貫にご提供できることをワンストップサービスPlus⁺と呼んでいます。さらにお客様の課題解決により、「お客様の事業価値、成長性、競争力、収益性を向上させる活動」と定義し、お客様の期待以上を実現させ、パートナーシップを築くことを目的としております。お客様の仕事の全体プロセスに関りを持って事業価値を生み出します。

お客様の幅広い加工ニーズに対応できる適応力

材料

様々な加工材料を保管
材質別による材料管理の徹底

弊社の主な取り扱い材料は鋼管、角パイプで、鉄（STKM、STPG、SGP、OST、）銅管（CUT）真鍮、SUS、アルミ等を取り扱っております。

切断工程

切断機（メタルソー）を用いて、長尺パイプ材から必要寸法に応じて切断致します。細物～太物のパイプ(φ4～φ400)まで加工しており、斜めカットなど専用治具を用いて対応をしております。数量が多い部品などは自動切断機を使用し、必要寸法を入力することで、切断から両端の面取り工程まで一貫生産ができ安定した形状、長さでの加工が可能です。

端末工程

パイプの端部を様々な形状に成形を行うことが可能です。金型を組み合わせてスエージング加工（パイプの外径をたたきながら絞っていく冷間鍛造加工方法）、エキスバンド加工（パイプの末端を押し広げる加工方法）ビーディング加工（強度アップ、他部品への組付けに末端を隆起させる加工方法）等様々な形状を実現致します。数量が多い製品は弊社独自の設備にて製作が可能です。

曲げ工程

パイプ径パイプ径φ5〜φ89.1まで対応が可能で、ハンドベンダーや油圧ベンダーNCベンダーを保有し製品形状・生産数量に応じて加工機の選定を行い製作しております。三次元曲げ、極小曲げ加工ができ、独自の設備・金型利用しツギテ接合状態からでも曲げ加工が対応可能です。

接合工程

弊社で行う接合の種類は、溶接【TIG溶接・CO2溶接】、ロウ付け【真鍮ロウ付け・銀ロウ付け・リン銅ロウ付け】と大きく分けて２種類があります。高精度や外観精度が必要な製品、数量が多い製品などは、熟練作業者による溶接、機械を用いたロボット溶接にて対応し、お客様の要求品質を実現可能です。ロウ付けは、接合する2つの母材の間に融点が母材より低い「ろう」を溶かして落とし、毛細管現象によって浸透拡散させ、冷却して凝固することによって接合する方法です。溶接は母材同士を溶かして接合しますが、ロウ付けは母材自体を溶融させずにロウ材を一種の接着剤として用いて接合させており、母材を傷めずに接合することが可能です。