新着情報
お世話になっております。髙橋金属株式会社です。
「金属加工 最先端技術 News」の第4回をお送りさせて頂きます。
当メルマガでは、皆様のお悩みを「即」解決できる、金属加工に関する最先端技術をご紹介しております。
今回は、
"ロボットによるファイバーレーザの溶接時間を大幅短縮!
オンザフライ溶接工法・シームトラッキング溶接工法"
をご紹介します!
先端技術ガイドブックシリーズとして、
「オンザフライ溶接・シームトラッキング溶接 ガイドブック」もダウンロードが可能ですので、是非ご確認ください。もちろん無料です!
従来のファイバーレーザ溶接においては、広範囲に多くの溶接ポイントがある場合、溶接位置でロボット動作を停止しレーザ光を照射するステップ&リピート工法が用いられていました。この工法ではロボットの動作が停止するため、溶接時間が長時間化していましたが、オンザフライ溶接工法により短時間での溶接が可能となります。
シームトラッキング溶接工法とは、溶接位置を事前にモニタリングし溶接位置を追従補正することで、安定した溶接が可能となる技術です。ファイバーレーザ溶接では、極小範囲に高出力のレーザ光を照射する事により複数部材を接合しますが、突合せ溶接・隅肉溶接の場合においては、照射位置のズレにより接合不良が発生する可能性があります。そのため、接合精度の向上のため、加工治具により部品位置決め精度を向上させることが重要です。また、より安定的に接合するためには、ワークセットごとに溶接位置を確認する必要があります。シームトラッキング技術を活用することにより、調整作業がなくなり段取り時間の削減や安定した突合せ・隅肉溶接が可能になります。
Point1 溶接スピードの上昇・位置決め作業の削減で製造リードタイムを1/2に短縮
Point2 ロボットティーチングなしで高速・高精度接合を実現!
Point3 連続的に溶接するため、溶接加工時間を1/6に削減!
製造リードタイムの短縮や溶接精度向上を課題としている皆様には、是非知っておいてほしい溶接技術です!
ロボットによるファイバーレーザ溶接には多くのメリットとともに、以下のデメリットがあります。
①極小範囲において高い接合精度を出すためには、ワークセットごとに溶接位置を確認する必要があること
②突合せ溶接・隅肉溶接の場合においては、照射位置のズレにより接合不良が発生する可能性があること
③溶接位置が多く広範囲にわたる場合、溶接位置でトーチが停止することが要因となり、溶接作業に予想以上の時間がかかること
これらのデメリットを解消し、大幅な製造リードタイム短縮を実現できる溶接技術が、オンザフライ溶接工法とシームトラッキング溶接工法です。是非、ガイドブックをご確認ください。皆様のお悩み、即解決できます!
髙橋金属は、長年培ってきた加工技術ノウハウと日々の研究開発により生み出した独自技術をもとにしたコストダウン提案や、完成品組立まで可能なOEM生産体制の構築により、様々な業界のお客様に選ばれ続けてきました。ぜひ、金属加工においてお困り事がございましたらお気軽にお問合せ下さい。
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