環境商品事業
自社オリジナルのコアレッサーとプレフィルターという2種類のフィルターを使用して、油分を回収しています。洗浄液などを最初にプレフィルターという糸巻き式のフィルターを通過させ、大きなゴミを取り除きます。続いてコアレッサーを通過させ、洗浄液などの中に含まれる油滴を取っていきます。コアレッサーにひっかかった油滴は、液の循環を繰り返すなかで大きくなっていき、浮力を得て、コアレッサータンクの上部に浮き上がってきます。コアレッサーは液を循環するなかで油分を回収するフィルターです。
洗浄装置のタンクで、液面に浮上する油分はオイルスキマー等で回収できますが、液中に分散している油滴まで回収することは出来ません。そ こに油水分離装置をつけることで、浮遊・分散している油滴を効率よく回収することが出来るようになります。ポンプを内蔵していますので、 洗浄タンクからの吸い込み配管と、循環のための戻り配管を設置すれば運用することが出来ます。エマルジョンのように液中に溶け込んでしま っている油分については、油水分離装置でも回収することが出来ませんので、他の方法を検討する必要があります。
洗浄機への油分の持込が多い場合、油水分離装置の前に浮上油を除去することも重要です。洗浄液タンクにベルト式のオイルスキマーを設置して浮上油を回収します。オイルスキマーのベルトにタンク内で浮上してきた油分が付着しますので、スクレーパーで回収していきます。分離箱もついていますので、アンダーフローの構造で水分はタンクに戻し、油分を集め回収するようにしています。浮上油を事前に回収することで油水分離装置の負荷を軽減させ、コアレッサーの寿命延長を図ります。
洗剤やアルカリ性電解水で洗浄を行っていくと、洗浄タンクには前工程からワークに付着して持ち込まれた油分が溜まっていきます。そのままの状態で使用すると油分濃度が高くなり、やがてはワークへの再付着を起こすなどして洗浄不良に繋がっていきます。洗浄液タンク内の油分を適切に除去して行くことで洗浄液の汚染を抑え、安定して洗浄作業をすることが出来るようになります。ただし、水溶性の汚れについては油水分離装置では回収が難しく、減容化装置など別の装置を検討する必要があります。
高橋金属では電解イオン水(アルカリイオン水、酸性イオン水)を中心とした水系洗浄機を設計・製作・販売しています。 油水分離装置をシステムに組み込むことで洗浄液を繰り返し使用することができるため、更液頻度を抑えることができ、 洗浄工程におけるランニングコストを抑えることが可能になります。洗浄方法としてはシャワー洗浄や超音波洗浄を中心に、 バッチ洗浄機やコンベヤ式洗浄機、インデックス洗浄機などご要望に合わせた様々な工業用洗浄機のご提案が可能です。
薬品を使用しない、環境にやさしい洗浄装置。工業用洗浄におけるベストセレクトです。
標準タイプから専用設計までお客様のニーズに合わせてご提案致します。
水溶性クーラント液の希釈水として、電解アルカリイオン水のご使用をオススメ致します。
排水中のリン、フッ素など各種陰イオンを高効率にキャッチ、資源としてリサイクルが可能です。
食の信頼と安全を求めて、、、。電解酸性水による除菌をご提案致します。
除菌水による自動手洗いとオゾンエアーによる自動乾燥で手指の細菌ウイルスを99%除菌します。
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